2021年上半期の12曲!

 仕事を辞めて生活スタイルが変わり(なにもしなくなり)、ラジオや音楽をたくさん受け取る日々です。しかし音楽そこまで聴けていないような気もする。いってみよー

「文字数は愛その他の大きさとは関係ないよ」(RYUTst「時間だよ」詞 Kan Sano より)

Spotifyプレイリストはこちら


U-zhaan, 環ROY, 鎮座Dopeness「サマージャム'95」

YouTubeでのMV公開は何年も前だけど、今年これまでのこのトリオのワークスを集めたアルバムがでました。これが心地よくて最高。
その収録曲の中でも一番好きなのはこれ。MVのスチャを交えた謎ダンスも良いですね。
バトル最強MCの鎮座さんとは違う、ゆったりした作品集です。
我が家のスピーカーはめっちゃタブラの鳴りが良い。


RHYMESTER「The Choice Is Yours (Live MTV Unplugged)」

アコースティック編成のライムスター。
MTV Unpluggedの1時間越えのライブ音源がストリーミングで聴けるなんて!!
The Choice Is Yoursは2013年『ダーティーサイエンス』収録曲。
当時は原発以降の国内政治と有権者に対する楽曲でしたが2021年になって新たな状況が来てしまった。美しいストリングスとともに叫ばれるリリックが力強いです。


YAJICO GIRL「Better」

どんどん深化していくYAJICO GIRLのアルバム「OUTDOOR」のラストトラック。
コーラスワークとトラックのビートがとにかく気持ちよくさせてくれます。
ラップとメロディの間を行ったり来たりするのがますます見事になってきた感じ!
もっとその展開で聴きたい!ってところで終わるのも潔くてかっこいい。


くるり「野球」

\今日ーもカープは勝っち勝ち!!!/
こういうのでいいんだよ。といいつつこういうのでないくるりも詰まったアルバム「天才の愛」良いですよ。


CHAI「PING PONG! (feat. YMCK)」

ゴリゴリバンドサウンドが武器のCHAIがチップチューンの名手YMCKとコラボ。
ピンポンってめっちゃ音が動作を表す最高の名詞ですよね。
四つ打ちのリズムがボールの往来を感じさせるような、そんなこともないような、ほとんど意味がなさそうな歌詞の響きとドスドスした音でアガる1曲!
ピンポンしたいですね。MVは往年のゲーム:PONGだ。


星野源「創造」

「ドラえもん」においてタイアップ先への愛情を持った作品作りを大絶賛されたゲンホシノがスーパーマリオ35周年CMにささげた、モノづくり賛歌。
詳しい要素解説はどこかでやっていると思うので省きますが、故岩田元社長の必殺技「直接!」をはじめとし歌詞や音に膨大な任天堂ネタが含まれています。
この、ドラムがすべてを引っ張りながらコロコロコロコロと展開していくめちゃくちゃ、でもめっちゃわかりやすいメロディは圧巻!つい走り出して、何か作りたくなる楽曲。
好きなネタはマリオランドの地上ステージBGMとスーパーマリオ3のコースクリアジングル。
余談ですが、NHK SONGSのそこまで動かずにこの曲を歌う、星野さんをみて、このMVのガチャガチャ具合が生む疾走感はすごいなと思いました。映像の力。(ライブも最高です)


藤井風「旅路」

あ゛~ああ
歩きながらよく聞いています。


fishbowl「深海 feat.諭吉佳作/men」

fishbowlは静岡のアイドルで、おなじく静岡のヤマモトショウ(元ふぇのたす/フィロのスの楽曲でもおなじみ)さんがプロデュース。この曲はメンバー歌唱版リリースの前に同じく静岡の諭吉佳作/menさんが歌ったもの…とのことです。今調べました。
諭吉さんはもちろん優れたソングライターなのですが、おそらく今作ではボーカリストとしてのみ関わっているようで諭吉さんのボーカル力をまざまざと見せつけられます。ヤマモトさんらしいトラックと噛み合わさって最高ですね。


TWICE「Scandal」

『Taste of Love』収録曲の中では「Alcohol-Free」がネタにされているけどこれが一番好き。そもそも「Alcohol-Free」も決してふざけてなくてめっちゃ歌詞かわいいかんね。
こういったローの鳴り方はなかなか国内作品では味わえないなあと思う。楽曲の中への気持ち良さの配置がお見事。
あと、タワレコにフィジカルを見に行ったらめっちゃ分厚い本のようなパッケージで2000円台だったので、日本とのパッケージ価格レベルの差に愕然としました。あれは家に置きたくなる。


BUMP OF CHICKEN「なないろ」

毎日どこかしらで泣きそうになりながら見ている朝ドラの主題歌。
私は生活の中でBUMPが流れていると学生時代の血が沸き上がって泣きそうになる病なので、このOPでも泣きそうになりますよ。
四つ打ちで、まだ半端に目覚めている状態を後押ししてくれるような明るく力強い歌声。優しいバンプ。ほんと歌詞優しいですね。


RYUTist「水硝子」


大名盤「ファルセット」から約1年あけてデジタルシングルとして登場したのは君島大空さん提供作。
おサカナやブクガを想起せずにはいられないAメロのトリッキーさはあれど、じつはわかりやすいメロディと気持ち良い音の洪水がたまらない楽曲。
最後の歌詞が「硝子になるの!」って!ついてるのがかわいいですね。
フィジカルとしては12inch、45rpmの透明アナログ盤が出たのでぜひ。めちゃ気持ち良いです。


東京事変「一服」

10年ぶりくらいのアルバム「音楽」のラストであり、アルバムの中でも本編外、エンドロール的な立ち位置らしいのですが、こういうわかりやすいのにハマってしまう。
トリプルボーカル曲は活動休止以前の東京事変にもありましたが(「某都民」大好き)、ここまでがっつり出てきてポップに歌う曲はなかったのでは。
東京事変活休時代にペトロールズもあっぱも観に行っていたしたくさん聴いていましたが、なんとなくそういった各活動でがっつり歌っていた二人が個人の声として歌を発している感じは以前のそれとは違うなあと思います。伊澤さんかっこいいね。お店開きたいですね。




なお、この記事の中のTWICE、東京事変の音だけYouTube動画は公式音源です。
もしチャンネルがアーティストの公式チャンネルと違うものだった場合も、です。
YouTube Musicの登場で、新譜もこうやってフルで誰でも聴くことができるようになりました。レーベルによっては課金ユーザーのみに解禁していたりしますし、アーティスト自身の認知が今一つですが、アーティストとしてもこれをうまく使わない手はないですよね。

コメント