試聴はiTunesへのリンクで。画像はamazonに飛びます。

先行していた「はなさくいろは」や「yet」を収録する約5年ぶりの
オリジナルフルアルバム。アルバム収録版は以下の動画の
ものとは異なり3人のみで演奏されています。
「アジテーター」はシンガロングから始まるクラムボンとしては
珍しい曲。アップテンポで楽しいです。
いろんな音楽を吸収しながら20周年を迎えたバンドが、様々な
音楽性をもった楽曲たちを、瑞々しく産みだしてくれました。
「Re-ある鼓動」は晴れた日に屋外を歩きながら聴くと本当に気持ち
が良い。そのまま用事をすっぽかして246を歩いて行きたくなったほど。
ちなみに初回盤のDVDには2月頭の代々木公園でのフリーライブを
完全収録!こちらも最高です。

一曲目「森のくまさん」は、冬眠しそびれた熊が森をさまよう物語。
曲が進むにつれて切実さを表すように盛り上がってくる演奏に
ゾクゾクくる!
明るい、ポップな曲調が多いのだけれど、一緒にいる影のような
ものとか、毒のようなものとかが、彼女の表情豊かな歌声によって
違和感なく一つの作品になっています。
「大人になるってこと 僕らは諦めること忘れること知ったように言うけど
私なりにたどってきた道に あなたはこうしているじゃないの」
(大人計画)
っていい歌詞だねぇ…
ねぇやんスカ「RARA-RO」の気持ちよさもクセになります。
演奏の質も高くて非常に気持ち良いです。

これは完全にノーマークだった。店頭で視聴してみてイントロの
ストリングスの音と真っ直ぐなボーカルに完全に持って行かれました。
(あと丸い氷作れるやつが特典でついてたのにも惹かれました)
タイトルの通り「BOYS」目線の曲が収録されたコンセプトミニアルバムで
後に「GIRLS」が控えているらしいです。
最近のフジファブリックはメロが良くなって歌詞が意味を持ちすぎている、
平凡な"いい曲"になっちゃってるなぁ…と思っていたのですが、今作は
志村くん時代のような変メロもありつつ、山内くんの歌声が持っている
センチメンタルさ、まっすぐさ、不安定さが「BOYS」というコンセプトに
ぴったりとハマっているように思います。

前作が新しい時代のシティ・ポップを確立した!と各方面から大評判だった
わけですが、そのスタイルを素直に続けてくるわけでもなく、黒人音楽の
要素などを取り入れ、また新しく化けてきました。揺れようぜ!
3曲目「Elephant Ghost」の不安定なリズムは最高に気持ち悪く、気持ち良い。
「Summer Soul」もそうですが、こういうねっとりした揺れ方の曲達にラップだけ
ではなくしっかり歌モノを載せてくれるっていうのは耳触りも良いなあと。
シングル曲も新たなアレンジになっていたり、たまらないですね。
昼間の屋外でも、夜でも気持ちよく聴ける。語り継がれるべき名盤。

四つ打ちを主体としたアジカンフォロワーと言われるようなバンドが跋扈する今、
あえてアジカンは8ビートで駆け抜ける快作を作り出した!!
フー・ファイターズのスタジオで現地エンジニアとともに作り出したアルバムは
濃厚で重厚!
triology(クラムボン) (iTunes)
先行していた「はなさくいろは」や「yet」を収録する約5年ぶりの
オリジナルフルアルバム。アルバム収録版は以下の動画の
ものとは異なり3人のみで演奏されています。
「アジテーター」はシンガロングから始まるクラムボンとしては
珍しい曲。アップテンポで楽しいです。
いろんな音楽を吸収しながら20周年を迎えたバンドが、様々な
音楽性をもった楽曲たちを、瑞々しく産みだしてくれました。
「Re-ある鼓動」は晴れた日に屋外を歩きながら聴くと本当に気持ち
が良い。そのまま用事をすっぽかして246を歩いて行きたくなったほど。
ちなみに初回盤のDVDには2月頭の代々木公園でのフリーライブを
完全収録!こちらも最高です。
あなたが寝てる間に(安藤裕子) (iTunes)
一曲目「森のくまさん」は、冬眠しそびれた熊が森をさまよう物語。
曲が進むにつれて切実さを表すように盛り上がってくる演奏に
ゾクゾクくる!
明るい、ポップな曲調が多いのだけれど、一緒にいる影のような
ものとか、毒のようなものとかが、彼女の表情豊かな歌声によって
違和感なく一つの作品になっています。
「大人になるってこと 僕らは諦めること忘れること知ったように言うけど
私なりにたどってきた道に あなたはこうしているじゃないの」
(大人計画)
っていい歌詞だねぇ…
ねぇやんスカ「RARA-RO」の気持ちよさもクセになります。
演奏の質も高くて非常に気持ち良いです。
BOYS(フジファブリック) (iTunes)
これは完全にノーマークだった。店頭で視聴してみてイントロの
ストリングスの音と真っ直ぐなボーカルに完全に持って行かれました。
(あと丸い氷作れるやつが特典でついてたのにも惹かれました)
タイトルの通り「BOYS」目線の曲が収録されたコンセプトミニアルバムで
後に「GIRLS」が控えているらしいです。
最近のフジファブリックはメロが良くなって歌詞が意味を持ちすぎている、
平凡な"いい曲"になっちゃってるなぁ…と思っていたのですが、今作は
志村くん時代のような変メロもありつつ、山内くんの歌声が持っている
センチメンタルさ、まっすぐさ、不安定さが「BOYS」というコンセプトに
ぴったりとハマっているように思います。
Obscure Ride(cero) (iTunes)
前作が新しい時代のシティ・ポップを確立した!と各方面から大評判だった
わけですが、そのスタイルを素直に続けてくるわけでもなく、黒人音楽の
要素などを取り入れ、また新しく化けてきました。揺れようぜ!
「Summer Soul」もそうですが、こういうねっとりした揺れ方の曲達にラップだけ
ではなくしっかり歌モノを載せてくれるっていうのは耳触りも良いなあと。
シングル曲も新たなアレンジになっていたり、たまらないですね。
昼間の屋外でも、夜でも気持ちよく聴ける。語り継がれるべき名盤。
Wonder Future(ASIAN KUNG-FU GENERATION) (iTunes)
四つ打ちを主体としたアジカンフォロワーと言われるようなバンドが跋扈する今、
あえてアジカンは8ビートで駆け抜ける快作を作り出した!!
フー・ファイターズのスタジオで現地エンジニアとともに作り出したアルバムは
濃厚で重厚!
「アジカンがカッコ良くいられる音楽界は明るい!」と思う。いろんなジャンルが
乱立し、流行りが変化していっても。
ベースが前につんのめるように楽曲を引っ張っていき(実際は仁王立ち山ちゃん
だと思うけど)、追い風のような力強いドラムと、それを煽る分厚いギター!
そしてゴッチは世間への皮肉を少々込めたボーカルを乗せていく。
「マジックディスク」以降のメロディーや歌詞に拘ったスタイルから以前のものに
戻った(というよりソロに分岐した)ことで賛否はありそうだけど、個人的には
最近のアジカンと初期のアジカンのよいところ詰めといった感じ。
シンプルな楽曲が多いのだけど、ここまでのキャリアがないと作れないのでは
と思わせられる。
「Caterpillar/芋虫」の
"そんな未来が近いだなんて 冗談だって言えるのかい
そんな時代はこないだなんて 胸を張って言えるのかい"
というサビのメロディーと歌詞には泣いてしまいました。
「猿の惑星」は皮肉たっぷり、勢いもたっぷりのど正面ロック!
アジカンだからこそ鳴らせる王道ロックがある!
同日発売のceroとセットで、今年を代表するアルバムであることは
間違いありません。
なお、下半期の期待作はこちら。
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下半期の5枚はこちら。
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