2020年上半期の12曲!

通勤時間が退屈なのですごく久々に書きました。
前の年のはプレイリストを作ってだけいたので聴いてください。
ひとつひとつAmazonのリンク貼って、視聴用にiTunesを貼っていた時代から変わりましたね。過去のレコメンはこちらから。
たった今見返して気づきましたがそれぞれ1曲めに柴田聡子「涙」、蓮沼執太フィル「Meeting Place」が入っていて、今年の上半期ベストはその両作家が参加しているグループのアルバムからです。必然か。

※文字数は愛その他の大きさとは関係ないよ

RYUTist「ALIVE」

新潟の名曲量産グループ:RYUTistが放つニューアルバム『ファルセット』のリード曲。作詞作曲は蓮沼執太さん。蓮沼執太フィルの演奏によるとてつもなくパワーのある楽曲。約7分!
本当は春に出る予定だったアルバムが7月に延期となってしまい、この曲は6月に先行配信。あたふたしているうちに桜が咲いて葉桜になってしまい、今年の春は本当に欠落してしまった印象なのですが、この曲には春のウキウキとかドキドキとかキラキラしたものがパックされているような気がします。
特に怒涛のポエトリーからの「新しい景色芽生え始める!!」の締めはこんなに音楽が映像を持って飛び込んでくるのか!と感動してしまうクライマックス。
初めてこの曲を聴いた日、何周も聴いて泣きながら歩いて家まで帰りました。
アルバム『ファルセット』は7/14(火)発売。下半期の名盤に入りまくることでしょう。
蓮沼フィルチームが手掛けた『Waving Flags』(坂本美雨)の話はこちら2014年の記事を見てくれよな。

lyrical school「Bring the noise」


EP『OK!』のラストを飾る曲。去年からライブでやってたかな。
こんな作品を自粛まっただ中に出してくれたことが本当に本当に嬉しい、ありがたい。パレードの行進のような底抜けの朗らかさで支えてくれた一曲です。
誰かがやるだろうとは思っていたリモートライブ映像を真っ先にやってくれたのも流石でした。
リリスクは「WORLD'S END」「BE KIND REWIND」はアルバムとしてストーリー性のある、現代においてアルバムを作る見本になるような作品でしたが、対して同EPはこのボリュームだからこそ挑戦できたような内容で楽しいです。
Kick a Showさんとの曲や、valkneeさん提供の自己愛曲もめちゃくちゃ好き。
新しい人達とどんどん遊んでいく姿勢、最高です。

東京事変「うるうるうるう」


閏日に向け再結成したもののオリンピックもなくなり主題歌になったコナンの映画も延期になり来年以降活動してくれるんでしょうか。期待していますが。
記念すべき復活EPから井澤一葉さん担当のピアノポップ。
間奏はスーパー井澤タイム炸裂。「長く短い祭」も彷彿とさせられますね。
自称美しい人はもっと美しく、そうでない方はそれなりに皆、閏え!がすべてを持っていく。写ルンです!
音に隙間も多く、小気味よいリズム隊が踊らせてくれます。

YAJICO GIRL「街の中で」


昨年出した「インドア」がストリーミング時代にマッチした音像、構成ですばらしかった、彼らは今年から東京に来たようです。
夜の街を歩きながら、プライベートのことから政治のことまでいろんなことを考えながら聴くのに適した曲であります。

KTYと4×4=16 feat.LAUNDRY, しあ, ゴールドガクタロー「PASS THE まんじゅうこわい」


アーティスト表記間違ってたらごめんなさい。
ウー!アー!まんじゅうこわい!ってフレーズで既に気持ち良い。オールドスクールな感じのトラックも良い。
みんなの好きなものをマイクリレー。落語をラップに落とし込むトライをしているカンノくん(4×4=16)のユーモアの延長線にある魅力があふれる企画。俺はCD田中がこわい。
TOKISOBAブレイクビーツもぜひ聴いていただきたいのでどうぞ。

長谷川白紙「セントレイ」


長谷川白紙氏が記憶に残り続けているという楽曲のカバーが収録された
『夢の骨が襲いかかる!』から。サカナクションの飛躍の一曲。
2Aからのピアノが感動的。曲のメロディの美しさが際立つ。そして長谷川氏がサンボマスターや相対性理論など自分とおんなじ音楽を聞いてきてたんだ、というのが不思議な気分です。

tofubeats「陰謀論」


いや別にそういうわけじゃなくて好きで踊ってるなんてこと僕らは知ってるんだけどね、っていう裏返しの解釈をする曲だと思ってます。MVのナンセンス具合が素晴らしい。馬が一番好き。小気味よいギターがオシャレ。
夜通し踊りたいですね。tofubeatsの踊りのデータがyoutubeのコメント欄にアップされていますが誰か使ったのかな。

サニーデイ・サービス「春の風」


TBSラジオ火曜JUNKで流れてきて衝撃を受けた曲。
どうにもかっこよすぎるストレートなスリーピースの音、そして初期衝動あふれる歌詞。僕らが大好きなライブハウスの音。そんな音を鳴らすベテラン。たまらない。先日のオンラインやついフェスでのパフォーマンスは、自宅で拍手を送ってしまいました。

スチャダラパーからのライムスター「Forever Young」


おじさんたちの痛快すぎる、楽しすぎる株主役員も興味津々なコラボ。
こうありたい。生きてれば楽しいことありそうですね。やめたらおしマイケル!
こんな中で宇多丸さんが圧倒的に肩に力入ってるのが、ラップでは妙に力を抜けない正直な性格なのかな、と好きになっちゃいます。

chelmico「Terminal 着、即 Dance」


飛行機の中のぼやーっとした時間と、対比のフックが気持ち良い!まみこさんのchelmicoの二人の声質の違いが特に魅力的な曲だと思います。まみこ's低音かっこいい。
fromトーキョー約13じかーん
音楽きいてりゃ約さんじかーん
年頭からやっていたTBSラジオ「でもまだ土曜日」の後継「でも、まだまだ土曜日」が最高な流し聞きギャルトークなのでこちらもチェックしてください。風呂に入るときとか掃除するときとかに。

サンボマスター「花束」


非常にぶりんぶりんしている。
楽器も声も。
渋く熱いいサンボマスターが大好きです。歌詞も美しい。


入江陽「5月 (PARKGOLF Remix) [202005]」


2016年作品をPARKGOLFさんがremix。
歌も録りなおしてるとのことなのでもうリメイクです。
会いたい人に会えない、そんな今年に響いてしまう切ない曲。
テレ飲みの物語を描いたMVもグッときてしまいます。女の人っていつもそう。

ポケモン音楽クラブ「ポケモンしりとり(フルサイズVer.) 」


間奏がすばらしい!!!これに尽き、、、ない。
毎週楽しみなポケットモンスター新無印編のED曲。パソコン音楽クラブが、音の波形大好き増田さん(ゲームフリーク)と出会ってしまった。
2番のトラックのテンションのうなぎ上り具合や、実はもっと早くミュウやザマゼンタにゴールできてるっていうかわいさよ。ポケモンが大好きな人が好きなので『最後が「ン」でも大好きさ』にはグッと来ちゃいます。
初OAのときイヤホンで爆音できいてラストの「ヴェ〜〜」の鳴りに爆笑していました。日曜夕方のお茶の間に流すローの鳴りではなくて最高。

全曲まとめたSpotifyプレイリストです。お気に入り。

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